認定こども園って、結局のところどうなの?

実は我が家の娘たち、認定こども園に通っていました。
一口に「認定こども園」と言っても、「幼保連携型認定こども園」「幼稚園型認定こども園」「保育園型認定こども園」「地方裁量型認定こども園」と4つの種類があるんです。
この中でも、今回は娘たちがお世話になった「幼稚園型認定こども園」を紹介します!
幼稚園が認定こども園になっちゃった!!
娘たちが「幼稚園型認定こども園」に通っていたと言いましたが、実は通っていた幼稚園が突然「認定こども園」になってしまったのです。
幼稚園からは…

来年度から認定こども園に移行します。
が、基本的に何も変わりません。
保育料も安くなるので、これまで通われていた皆さんからも喜んでいただけると思います。
こんな説明でした。
認定こども園になって驚いたこと
お昼寝の時間が設けられたこと
認定こども園に移行して、すぐに気づいた変化が「お昼寝の時間」ができたことでした。
幼稚園組が下校する14時になったら「お昼寝タイム」の始まりです。
当たり前のことなのですが、この様子をみて「認定こども園になったんだ!」という実感がわきました。

保育園から転園してきたお子さんたちは、皆お昼寝をしていました。
けれど、もともと幼稚園に通っていた子供達は「お昼寝したくない!遊びたい!!」となるので、そういったお子さんは違うお部屋で遊んでいましたね。
年少で入園してくる子供達の変化
これまで年少で入園してくるお子さんというと、ママから離れることが出来ず泣いているお子さんが一定数いたのですが、保育園出身のお子さんのたくましいこと!
みんなサラッと親から離れて、荷物の準備をするんですね。
クラスの良いお手本になっていたと思います。

そうそう!お箸使用率の高さにも驚かされました!!
認定こども園になって困ったこと
ワーママと専業主婦の温度差
はっきり言います。
温度差、あります。
幼稚園時代の行事が継続されたこと
お仕事をされているママさんと専業主婦との間に温度差が生じた原因は、「園行事が幼稚園時代と変わらなかった」ことにあります。
手伝えるママの人数が減ってしまったのに、園からお願いされる仕事量は変わらないので、専業主婦に負担がかかります。(愚痴の一つもこぼれます。)
一方、ワーママたちは保育所時代にはなかった様々な行事に呼び出されます。
仕事の調整など、周りの人が思う以上に大変だったことでしょう。
認定こども園になって良かったこと
保育料が安くなった
月々いくら安くなったのか、記憶も記録もなくて申し訳ないのですが…
最初、園から話があった通り、毎月支払う保育料は安くなったと感じました。
施設の設備が充実した
数年の間に、新しくキッチンが増設されたり、ロッカーが新しくなったりと、いろんな物が次から次へと新調されていきました。
「認定こども園になって、補助金がたくさん入ったらしいよ」という噂でした。
預かり保育の内容がよくなった
預かり保育時間内は、以前はずっとお部屋の中で過ごさなくてはならなかったのですが、認定こども園になってからは外遊びの時間も設けられました。
おやつも以前は必ず市販の物が出されていたのですが、子供達で手作りする日もあったようです。
まとめ
こうして幼稚園から認定こども園への過渡期を過ごしたわけですが、最初先生がおっしゃった通り、基本的なことは何ら変わりませんでした。
幼稚園に保育の機能をプラスさせた、本当にそんな施設です。
母たちの一体感が無くなってしまった寂しさはありましたが、それはきっと私は幼稚園時代を経験していたから。
これから入園される方達は、気にならないと思いますよ。
注意点はただ一つ。
「幼稚園型認定こども園」希望の場合は、親も園行事を楽しむつもりで入園すること。
これだけです。